新規編集]ウィンドウでは、ディスクの種類を選択し、ディスク形式のオプションを設定します。ウィンドウの外観は、基本的にすべてのディスクの種類で同じです。唯一の違いは、使用できるタブです。Nero Burning ROM を起動すると、[新規編集]ウィンドウが自動的に開きます。ウィンドウが開かない場合は、[新規作成]ボタンをクリックします。このウィンドウには、ドロップダウンメニュー、選択リスト、各種タブ、およびボタンがあります。  
イメージレコーダーが有効になっていない場合、物理レコーダーでサポートされているディスクの種類のみがドロップダウンメニューに表示されます。CD のみ書き込めるレコーダーの場合は、ドロップダウンメニューが淡色表示されます。

 

 
 
Nero Burning ROM を使用すると、インストールされているレコーダが書き込むことができないディスクの種類のイメージファイルを作成できます。この機能は、[ファイル] > [オプション] > [高度機能]メニューから[イメージレコーダで対応するすべての形式を有効にする]チェックボックスをオンにすることで有効にできます。その後、[編集]ウィンドウのドロップダウンメニューでは、サポートされているすべてのディスクの種類が有効になります。
 
 
選択リストでは、次の項目を使用できます。
項目
CD/DVD-ROM/Blu-ray(ISO)
データディスクを作成します。この形式のディスクには各種のファイルを書き込むことができます。書き込まれるデータは、ISO 966 規格で編成されます。 
項目
オーディオ CD
標準的なオーディオ CD を作成します。これはすべての(オーディオ)CD プレーヤーで再生できます。 
項目
ミックスモード CD
データファイルとオーディオファイルが収録された CD を、1 セッションで作成します。通常、データファイルに続けてオーディオファイル(PC ゲーム用のサウンドトラックなど)が記録されます。 
旧型のオーディオ CD プレーヤーには、データファイルを識別する機能がないため、データファイルを再生しようとすることがあります。
項目
CD エキストラ
マルチセッション CD を作成します。最初のセッションはオーディオファイルで構成され、2 番目のセッションはデータファイルで構成されます。 
一般的な CD プレーヤーでは、オーディオ CD として最初のセッションが再生されます。2 番目のセッションは、CD-ROM ドライブのある PC のみで使用でき、通常の CD プレーヤーでは認識できません。
項目
CD/DVD/Blu-ray ディスクコピー
コピー元のディスクを、CD/DVD/Blu-ray ディスクにコピーします。
項目
CD/DVD-ROM(ブート)
ブータブルディスクを作成します。 
項目
C
D/DVD-ROM/Blu-ray(UDF)
あらゆる種類のファイルが書き込める、データディスクを作成します。書き込まれるデータは、UDF 規格で編成されます。
項目
CD/DVD-ROM(UDF/ISO)
あらゆる種類のファイルが書き込める、データディスクを作成します。書き込まれるデータは、ISO 規格と UDF 規格で編成されます。
項目
DVD-Video
ビデオファイルや画像ファイルを、DVD プレーヤーで高品位に再生できる DVD を作成します。
DVD-Video タイトルが用意されていれば(つまり、マスター前のファイルを含む完全な DVD フォルダ構造が用意されていれば)、Nero Burning ROM を使用して DVD が作成できます。 
項目
AVCHD(TM)ビデオ
カムコーダービデオファイルや画像ファイルを、DVD または Blu-ray プレーヤーで高品位に再生できる AVCHD ビデオディスクを作成します。
マスター前のファイルを含む完全な AVCHD フォルダ構造が用意されていれば、Nero Burning ROM を使用して AVCHD ビデオディスクが作成できます。 
項目
BDMV-Video
ビデオファイルを、Blu-ray プレーヤーで高品位に再生できる Blu-ray ムービー(BDMV)ディスクを作成します。
マスター前のファイルを含む完全な BDMV フォルダ構造が用意されていれば、Nero Burning ROM を使用して BDMV-Video ディスクが作成できます。 

 

 
 
Nero Burning ROM では、ビデオファイルから DVD-Video、AVCHD ビデオ、または BDMV-Video を作成することはできません。たとえば、Nero Vision を使用すれば、ビデオファイルを DVD-Video、AVCHD ビデオ、または BDMV-Video に変換できます。Nero VisionNero Multimedia Suite のフルバージョンに含まれてます。Nero Vision の詳細については、ウェブサイト www.nero.com を参照してください。また、ビデオ編集の詳細については、別途用意されている Nero Vision のマニュアルを参照してください。
 

 

 
 
使用できる実際の項目、および書き込むことができる実際のディスクの種類(DVD など)は、選択したレコーダーによって異なります。
 

 

 
 
Blu-ray 対応の詳細については、www.nero.com/link.php?topic_id=416 を参照してください。
 

 

 
 
Windows 7 オペレーティングシステムでは、[ジャンプ リスト]が Nero Burning ROM によって提供されます。この[ジャンプ リスト]から、[オーディオ CD]などの編集タイプを選択できます。  
 
 
次のボタンが使用できます。

 

ボタン
Nero Express
Nero Express を開始します。Nero Express は、Nero Burning ROM を基にしたウィザード駆動型のアプリケーションです。
このボタンは、Nero Burning ROM に含まれる Nero Multimedia Suite でのみ利用できます。
ボタン
開く
ファイルブラウザを開きます。このブラウザから、保存した編集内容を見つけて開くことができます。また、ディスクに書き込むイメージファイルを開くこともできます。
ボタン
新規作成
選択された編集を作成し、選択画面を表示します。この画面から、書き込むファイルを選択できます。
ボタン
キャンセル
新規編集]ウィンドウを閉じます。
新規編集]ウィンドウのタブで、各ディスク形式のオプションを設定できます。

 

 
 
使用できるタブは、選択したディスクタイプによって異なります。
 
 
次のタブが使用できます。
タブ
情報
編集内容についての統計情報が表示されます。
タブ
マルチセッション
マルチセッションディスクを設定するためのオプションが表示されます。
このタブは、バーナーが装備されている場合にのみ表示されます。
タブ
ISO
ISO ファイルシステムを設定するためのオプションが表示されます。
タブ
UDF
UDF ファイルシステムを設定するためのオプションが表示されます。
タブ
レーベル
ディスクのラベルを指定します。
タブ
日付/時刻
編集内容と、それに関連するファイルの日付/時刻を設定できます。ディスクの有効期限を指定することも可能です。
データへのアクセスは、指定された有効期間にかかわらず可能です。
タブ
その他
ファイルをバッファメモリに保存するかどうかと、どのファイルを保存するかを指定します。Lightscribe レコーダーを所有している場合は、ここでラベルを作成したり、印刷される内容を選択したりすることができます。ディスクの種類が CD-ROM(ISO)の場合は、ここで AVI ビデオ用のコードを Xvid/MPEG 4 または DivX と互換性を持つように変換することができます。
コードの変換は、FourCC コードおよび AVI ビデオについて十分に理解している場合にのみ行うことをおすすめします。
タブ
オーディオ CD
オーディオファイルを設定するためのオプションが表示されます。
CD についての追加情報を入力することもできます。
タブ
CDA オプション
コピー元のオーディオ CD の CD-DA ファイルを、Nero Burning ROM が処理する方法を定義します。
タブ
CD エキストラ
アルバムを設定するためのオプションが表示されます。
タブ
Nero DiscSpan
ファイルを分割するためのオプションが表示されます。
タブ
ブート
ブータブルディスクを設定するためのオプションが表示されます。
タブ
書き込み
書き込み設定用のオプションが表示されます。
 
以下も合わせてご覧下さい:
データディスクの編集
オーディオ CD を編集する
ミックスモード CD および CD エキストラ
DVD-Video を編集する
マルチセッション
マルチセッションとは、複数のサイクルでディスクを完成することです。最初のセッションがディスクに書き込まれた後、ディスクはまだファイナライズされていないので、情報を別のレコードに追加することができます。
MPEG-1
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義した業界標準です。MPEG-1 は、MPEG 系列の圧縮技術のひとつで、最も圧縮率の高い形式です。MPEG-1 は、ビデオ CD に使用する形式です。
MPEG-2
これは、Moving Picture Experts Group がビデオとオーディオのコーデックに対して定義した業界標準です。MPEG-1 と MPEG-2 には、わずかの違いしかありません。MPEG-2 は放送基準であり、インターレースのあるテレビに向いています。MPEG-2 は、DVD のビデオ形式として使用されています。
コーデック
コンプレッサおよびデコンプレッサは、デジタルでの書き込みや保存のためにデータをエンコードし、次に再生のためにデコードします。Cinapak、Indeo、Quicktime、Video for Windows など、さまざまなソフトウェアコーデックが使用できます。ハードウェアコーデックとしては、MPEG、H.261、Motion JPEG などが使用できます。

[新規編集]ウィンドウ