Nero Burning ROM を使用すると、あらゆるタイプのファイルやフォルダを編集して、複数のディスクに書き込むことができます。一定のファイルサイズを超えるファイルは、ディスクを容量一杯まで使用できるようにするために分割されます。通常、ファイルは複数のディスクに動的に振り分けられます。
編集画面には使用されるディスクの枚数が表示され、ここでディスクの種類を変更できます。  

 

 
 
イメージレコーダは、接続されているレコーダがサポートしない種類のディスクのイメージを作成する場合にも適しています。たとえば、DVD レコーダを装備していなくても DVD イメージを作成できます。その後は、イメージをいつでもディスクに書き込むことができます。 
 
 
DiscSpan 編集を作成するには、次の手順を実行します。
1.
新規編集]ウィンドウのドロップダウンメニューから、目的にあったディスク形式を(CDDVDBlu-ray)選択します([新規編集]ウィンドウが表示されない場合、メイン画面の[新規作成]ボタンをクリックすると表示できます)。
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選択リストには、書き込むことができる編集の種類が表示されます。

 

 
 
メイン画面では、いつでも情報を失うことなく適切なディスク形式を選択できます。これは技術的には可能という意味で、たとえば、オーディオ CD は CD に書き込む必要があります。ただし、たとえばデータ CD で作業を開始して、後でデータ DVD に変更することはできます。ファイルにどのくらいの空き容量が必要かがわからずに編集を開始した場合、ディスクの種類を変更するのに役立ちます。
 
 
2.
選択リストで、編集タイプとして[DiscSpan(UDF)]を選択します。
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選択した編集タイプに有効な設定オプションを選択できるタブが表示されます。
3.
各タブで、必要なオプションを設定します。
4.
新規作成]ボタンをクリックします。
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新規編集]ウィンドウが閉じ、選択画面が表示されます。
5.
ブラウザエリアから、ディスクに書き込むファイルやフォルダを選択します。
6.
選択したファイル/フォルダを、左側の編集エリアにドラッグします。
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編集するファイルが追加され、編集画面に表示されます。容量バーには、DiscSpan 編集にどれだけの領域が必要かが表示されます。左側の[情報]フィールドには、書き込まれるディスクの枚数が表示されます。

 

 
 
Nero Burning ROM には、マウスの右ボタンを押したままファイルまたはフォルダを編集エリアにドラッグすることによって、各ファイルまたはフォルダのフィルタを定義するオプションがあります。たとえば、編集エリアでは、特定の種類のファイル(*.doc、*.xls、*.txt)にフィルタを適用したり、取得しないファイルの種類を選択したりできます。
 

 

 
 
保護の強化やセキュリティ上の理由から、通常の表示ではファイルが表示されないようにしたいことがありますが、これは、データ CD や DVD の編集時に、とても簡単にできます。非表示にしたファイルは、隠し(システム)ファイルと同様に、初期設定では表示されませんが、簡単に表示させることができます。ファイルを隠すには、目的のファイルを右クリックして[プロパティ]オプションを選択し、[隠す]チェックボックスを有効にします。 
 
 
7.
必要に応じて、ディスクの種類を変更できます。
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以上で、データディスクの編集は完了です。この時点で、ここまでの編集内容を書き込むことができます。必要に応じて、書き込み処理の間に、新しいディスクを挿入するように促すメッセージが表示されます。ディスクの種類(CD、DVD、Blu-ray ディスク)は、最初に選択したディスクの種類にかかわらず変更できます。ファイルは複数のディスクに動的に振り分けられます。

Nero DiscSpan で複数のディスクを作成する