マルチセッション]タブには、データディスク用にマルチセッションディスクを作成するためのオプションが表示されます。マルチセッションディスクは、ディスク容量の上限まで、複数のセッションを書き込むことができます。セッションとは、それ自体で完結したデータエリアのことを指します。つまり、セッションは、リードイン(TOC を含む)、複数のトラック、リードアウトで構成されるということです。また、セッションは 1 プロセスで書き込まれます。オーディオ CD のように、マルチセッションのオプションがないディスクは、単一のセッションで書き込まれます。 
新規にマルチセッションディスクを開始すると、Nero Burning ROM はファイルの基点を保存します(可能な場合)。この情報は、マルチセッションディスクを継続する際に使用されます。 
マルチセッションディスクを継続すると、Nero Burning ROM は自動的にインポートされたセッションへの相互参照を設定します。これは、インポートしたセッションの TOC が現行セッションの TOC にコピーされるということです。書き込み処理の開始時に、インポートするセッションを指定する必要があります。以前のセッションに含まれたファイルは、そのまま維持され領域を占有し続けます。
この場合、Nero Burning ROM は、継続のための適切なマルチセッションディスクが挿入されているかどうかを自動的に検証します。それ以外の場合には、ディスクが取り出されます。

 

 
 
書き込み]タブで[ディスクをファイナライズする]チェックボックスをオフにすると、そのディスクにはいつでも追加のセッションを書き込むことができるようになります。ただし、その場合には、最後のセッションだけが認識できるようになり、アクセスできるデータも最後のセッションに含まれたものだけになります。
 

 

 
 
マルチセッションディスク
マルチセッションディスクは、重要なファイルの定期的なバックアップに最適です。 
 
 
マルチセッション]領域の[マルチセッション]タブでは、次の設定オプションが使用できます。
オプションボタン
マルチセッションを使用する
選択した編集内容を 1 つのセッションとしてディスクに書き込みます。 
すでにセッションが含まれているディスクに対しても、このオプションを選択できます。その場合の既存のセッションは、インポートされることも、相互参照が設定されることもありません。つまり、最後のセッションだけが認識できるようになり、アクセスできるデータも最後のセッションに含まれたものだけになります。
オプションボタン
マルチセッションディスクをアップデートする
少なくとも 1 つの追加セッションを書き込むことで、マルチセッションディスクを継続します。インポートされたセッションへの相互参照は書き込み処理中に設定されます。 
オプションボタン
マルチセッションを使用しない
マルチセッションを使用しないで、ディスクを作成します。
ただし、マルチセッションを使用しなかったディスクでも、ディスク容量の上限に達しない限りマルチセッションを継続できます。その場合の既存のセッションは、インポートさ

マルチセッション設定