Nero Burning ROM を使用して、オーディオ CD のオーディオファイルをハードディスクに保存できます。このとき、ファイルはエンコード(コンピュータで読み取れる形式に変換)されます。通常、オーディオファイルは圧縮されます。 
オーディオ CD は Gracenote MusicID で自動的に識別できます。タイトル、ジャンル、トラックタイトルなどのメタデータが Gracenote Media Database から取得され、トラックに関連付けられます。可能な場合は、アルバムアートも表示され、トラックに関連付けられます。このようにして、エンコード処理後に、オーディオファイルに正確で完全な名前が付けられます。

 

 
 
音楽認識テクノロジーおよび関連データは Gracenote® によって提供されます。 Gracenote は音楽認識テクノロジーおよび関連コンテンツ配信の業界標準です。 詳細については、www.gracenote.com をご覧ください。 
 

 

 
 
コピー保護されたオーディオ CD のファイルは保存できません。
 
 
オーディオファイルを保存するには、次の手順を実行します。
1.
エクストラ] > [オーディオトラックを保存] メニューをクリックします。
à
オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウが開きます。
2.
音楽 CD をドライブに挿入します。
à
ディスクが分析され、必要な情報が Gracenote に送信されます。Gracenote Media Database で完全に一致する項目が見つかった場合は、そのメタデータが使用され、表示されます。
à
複数の項目が見つかった場合、または特定できない項目が見つかった場合は、[一致]ウィンドウが表示され、該当するメタデータレコードが表示されます。
3.
オーディオ CD に一致するメタデータレコードを選択します。
4.
どのメタデータレコードもオーディオ CD に一致しない場合は、[新規送信]ボタンをクリックします。
à
メタデータ編集]ウィンドウが開きます。

 

 
 
一致する項目がデータベースに見つからず、そのメタデータを入力して使用できるようにしたい場合は、[メタデータ編集]ウィンドウも表示されます。
 
 
5.
トラックリストをクリックして、オーディオトラックのメタデータ([タイトル]と[アーティスト名])を編集します。
6.
画面の右側で、オーディオ CD のメタデータ([アルバムタイトル]、[アーティスト]、[]、[ジャンル])および[アルバムアート]を編集します。
7.
その他の情報を追加する場合は、[拡張オプション]ボタンをクリックします。
à
Gracenote で作成された[Gracenote MusicID 情報]ウィンドウが開きます。追加情報の入力後は、このウィンドウを閉じて[メタデータ編集]ウィンドウを再度表示する必要があります。
8.
データ送信]ボタンをクリックします。
à
音楽 CD のメタデータを変更した場合、またはこれらのメタデータを初めて入力した場合は、Gracenote に変更内容が送信され、Gracenote Media Database に登録されます。
à
メタデータ編集]ウィンドウが閉じられ、情報が[オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウに渡されます。
9.
ハードディスクに保存するトラックを選択します。
10.
出力]タブをクリックします。
à
出力]タブが開きます。
11.
ファイルフォーマット]ドロップダウンメニューで、対象ファイルのオーディオ形式を選択します。
12.
ファイル名の作成モード]ドロップダウンメニューで、ファイル名の作成方法を選択します。
13.
希望に応じて他の設定を定義します。
14.
コピー]ボタンをクリックします。
à
変換が開始されます。希望するフォルダ内にアルバム名の付いたフォルダが作成されます。オーディオファイルはこのフォルダに保存され、選択した方法に従って名前が付けられます。また、プレイリストファイルが作成され、同じフォルダに保存されます。Gracenote で識別されたメタデータがオーディオファイルに書き込まれます。
進行状況]ウィンドウに保存の進行状況が示されます。保存が完了すると、このウィンドウは自動的に閉じます。
15.
閉じる]ボタンをクリックします。
è
オーディオトラックをハードディスクに保存]ウィンドウが閉じます。以上で、オーディオファイルの保存は完了です。

オーディオ CD をハードディスクへコピー